構造医学とは

構造医学とは

構造医学とは

NASAにいた物理学者、吉田勧持先生により作られた全く新しい医学体系です。 重力を診断基準にしていることや、 「バイオトライボロジー(生体潤滑理論)」、「非荷重理論」、「生理冷却療法」、「生理歩行理論」など、 他にない独創的な理論が多く、施術による侵襲がないことを最優先した非常に安全な施術法であることが特色です。 一般には聞き慣れない治療法ですが、30年以上歴史のある施術法です。 構造医学に基づいた治療を目指す医療従事者は多岐に渡り、柔道整復師や鍼灸師のみならず、歯科医師の参加者も多く、整形外科医や内科医などの医師も吉田先生が主宰する構造医学のセミナーに全国から参加され学ばれています。

「構造医学とは、生活環境場を構成している諸要素(医療、教育、経済、科学技術)に対して、 これらを分科方向にみる還元論的な立場に重きをおくのではなく、総合的な視野からとらえ演繹論的手法を 駆使して、構成体全体(構造)として本質を見極めんとする学問であり実践論である。」
(構造医学大要より) 

簡単に右非荷重では呼吸器や循環器が機能不全になる傾向があり、左非荷重では腎臓や膀胱など泌尿器に機能不全が起こりやすい傾向があります。両非荷重では喘息が起こり易すくなります。
施術では骨盤や背骨、股関節や肩関節や膝関節を診て施術しますので、それらの関節の潤滑不全や機能不全を直接的に改善していくことができるようになります。結果として筋骨格系の問題は経時的に大なり小なり改善していきます。

外傷以外は、重力に適応した合理的な身体使いをしているかが問題の本質だと考えますので、立ち方や座り方、歩き方を診て、正しい立ち方・座り方・歩き方ができるよう指導していきます。 ほとんどの症状部位では炎症が起こり、熱トラブルを起こしているので、廃熱できるよう症状部位への正しい氷での冷やし方も指導します。

構造医学を応用した
施術について

構造医学での施術の際、安全性を最優先にしています。
「施術による浸襲を起こさない。」
こんな当たり前のことが行われていないのが治療の世界の現状です。 診断は重力を基準としており、施術はバイオトライボロジー(生体潤滑理論)を応用したとてもソフトなものとなっています。
施術の中で特に重要なのは骨盤にある仙腸関節です。この部分にうまく体重がかかっているかどうかを診て、体重がうまく乗っていない側を非生理な状態として捉え、非荷重側と診断します。
右非荷重と左荷重では非生理となり機能不全となる臓器が違ってきます。

手技以外では、構造医学を応用した下記のような器具を用います。器具を用いることで、患者様に負担をかけることなく、安全に誰でも一定の効果が出るよう工夫されています。

リダクター
ステンレス製の器具で頚椎用と全脊椎用があります。背骨の潤滑を安全かつ効果的に改善できるよう構造を工夫された器具です。背骨に沿って一定の圧力を加えながら上から下に動かしていくことで背骨を潤滑し、整えていくことができます。

著書の紹介

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歩行と脳
吉田勧持 著

【院長解説】
毎日歩くことがいかに人間にとって生理的か、また強い心、健全な心を養う上でもいかに大切なことであるかを構造医学の観点からわかりやすく解説しています。

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構造医学
吉田勧持 著

【院長解説】
本書は、NASA(米国航空宇宙局)の研究にも携わったことのある、もともと物理学者であった著者が、臨床医学者として、自然の構造物である人間(生物)をすべて、重力との関係から捉え直す一冊。

吉田勧持先生の動画

吉田勧持先生の書斎講義。
構造医学の教養①です。
吉田勧持先生の書斎講義。
構造医学の教養②です。
吉田勧持先生の書斎講義。
構造医学の教養③です。
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